今回はwebプロデューサーという役職はどんな仕事をするのかを解説していきたいと思います。
私も約7,8年程webプロデューサーとして実際に働いたことがありますが、
よくある転職サイトでまとめられている内容と実際の現場でのギャップについてもまとめていきますので、
是非参考にしてみてください。
webプロデューサーとは何をするのか?
一般的なwebプロデューサーとしての定義
一般的に言われているのは
クライアント・代理店からWebサイトの企画・制作の相談を請けて、市場調査、競合調査、アクセス解析などを行い、
ディレクター、デザイナー、エンジニア、プロジェクトマネージャー、アナリスト等のスタッフと相談しながら
統括的なマネジメントをしていきます。
・クライアント(代理店)対応
・予算管理
・リソースアサイン
・総合的なスケジュール設計
・品質管理
・企画提案
・マーケティング調査
実際の現場でwebプロデューサーとはどんな仕事をしているのか?
実際の現場では上記に書いた内容のみならず、かなり多岐にわたる業務がありました。
私のいた会社では(どこでもそうなのかもしれないですが、)
webディレクターがある程度できるようになると、プロデューサー業務を担当という言わば昇進的な概念があります。
ですので、実質的にディレクターの業務も対応することが多々ありました。
・クライアント代理店対応
・予算管理
・リソースアサイン
・総合的なスケジュール設計
・品質管理
・企画提案
・マーケティング調査
・制作進行
・プロジェクトマネジメント
・検証対応
必要なスキルやリテラシー
制作のプロジェクトでは、上流部分がwebプロデューサーの守備範囲になります。
求められるスキルやリテラシーを見ていきましょう。
マーケティングリテラシー
デジタルマーケティングに関連しています。
コミュニケーションスキル
クライアント、代理店、内部のディレクター・デザイナー・エンジニア・アナリスト、外部リソース様々な人達と関わります。特にクライアントや代理店から課題を引き出し、読み取る力が求められます。
プロジェクト管理スキル
基本的にはディレクターやプロジェクトマネージャーが細か部分は管理しますが、プロデューサーも全体的な進行についてはクライアントや代理店に説明したりする必要はあります。
また、スピード感や全体のステータスも見ておき、必要に応じてディレクターやプロジェクトマネージャーに相談。クライアントや代理店に交渉する機会もあります。
予算管理能力
売上、粗利、緊急対応用の予備資金、制作工数など、全体的なバランスを見ながら見積もります。
クライアントの温度感や性格を読んで、「制作途中の注文が多そうかもしれない」という場合はその分も含めて見積もる場合もあります。
それぞれの見積もり項目に対して「なぜこの金額になるか」を説明できるようにしておきましょう。
web制作の金額はピンからキリまでありますので、会社としての制作費とクラウドソーシング(フリーランス)等と比較されると、金額的には厳しい場合が多いです。
総合計ではなく、それぞれの対応費用に対してのロジックを作ることが必要です。
プレゼンテーションスキル
仕事の発端となる企画をクライアントに伝えるために、プレゼンテーションスキルは必須となります。
クライアントの担当者や役員クラスにわたり、様々なシチュエーションになるかと思います。
ファシリテーションスキル
本来はプロジェクトマネージャーが主に行いますが、案件規模によってはプロジェクトマネージャーのポジションがいない場合もあります。その際はプロデューサー(場合によってはディレクター)が会議などの進行を行います。
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